開催案内

平成30年4月20日

国立大学アイソトープ総合センター等
センター長・専任教員殿

名古屋大学アイソトープ総合センター
センター長 竹中 千里



「第42回国立大学アイソトープ総合センター長会議」開催のご案内


拝啓
 春陽の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
 アイソトープ総合センター群におかれましては、放射線施設の管理と放射線教育や啓発活動・福島第一原子力発電所事故被災地域の支援などの活動を日々継続されておられることと存じます。
 近年、放射性同位元素(RI)を使用したトレーサー実験が減少する一方ですが、現在でもRI法は感度や精度・実験に要する時間などの点で、非RI法と比べて有利な点が多いことは周知の理であります。 今後も放射線に関する正確な知識と安全管理の下で、RIの長所を生かした実験法の開発と普及に努めることが必要と考えられます。 また、動物用PETやSPECT-CTの普及に伴い、研究現場における新たな支援業務も生じてきており、 教育・研究・安全管理の現場におけるアイソトープ総合センター群の果たす役割は益々拡大していくものと考えられます。 一方で、全国の放射線施設においては老朽化と人員 不足が問題になっております。 そのような中、昨年出された学術会議の提言の中には、新しい研究分野への対応とこれからの時代へのアイソトープ総合センターの在り方をセンター群が考えていくことが求められております。
 この様な情勢を背景にアイソトープ総合センター群の情報交換の場として、「第42回国立大学アイソトープ総合センター長会議」を議事次第のとおり開催いたしたく、ご案内申し上げます。
 本年度は、文部科学省研究振興局学術機関課の濵﨑拓郎係長によるご講演、原子力規制庁放射線防護企画課および同庁放射線規制部門の担当官によるご講演を予定しています。 会議では、昨年度から協議している拠点形成へ向けた現状報告と今後の進め方、原子力規制庁の受託事業としてのネットワーク事業への参画、および、 施設の老朽化や人員不足への対応や法令改正を見据えた今後のアイソトープ総合センターのあり方等について意見交換する機会を設けたいと考えております。 各大学からは、例年どおりセンターの現状と課題及び今後の展望」についてご報告をお願いいたします。 また、昨年度改築されたばかりの本学の新RI実験棟を是非ともご覧になってください。
 会議初日の夕刻には構内の名古屋大学シンポジオンにて情報交換会を開催いたします。 事務担当者の方々にも是非ご参加いただき、情報交換と交流を深める場にしていただけましたら幸いに存じます。

敬具

キャンパスマップ

<連絡先>
〒464-8602
名古屋市千種区不老町
名古屋大学アイソトープ総合センター
事務室
 TEL:052(789)2563
 FAX:052(789)2567
放射線安全管理室
 TEL:052(789)2575
 FAX:052(788)6257


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